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FX -映画書籍のあれこれ-
FX LTD.
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San Diego Comic-Con 2006   1 of 3
 


 今年もまたアメリカのサンディエゴで7月20日から23日までの4日間(7月19日のプレビュー・ナイトを含めると5日間)にわたり「コミックコン・インターナショナル2006」が開催された。今年はコミックコンにおけるスター・ウォーズ・プレゼンテーション30周年記念の年でもあるため、スター・ウォーズ関連の催しを中心として紹介していこう。

画像

















↑会場となったコンベンションセンターの外観。

Profiles in History

「Profiles in History」ブースでは『スター・ウォーズ』の最初の劇場用ワンシート・ポスターを描いたトム・ユング画伯(御年76歳!)がサイン会を行っていた。
また、ここでは撮影に使われた非常にめずらしいSWプロップなども展示されており、後日、別の場所にてそれらのオークションが開催された。
(※画像をクリックすると拡大します)







←トム・ユング作の、最終的には使われることのなかった『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』劇場用ポスター最終コンセプト・アートワーク。その後のオークションにて19,550ドルで落札。
(※画像をクリックすると拡大します)










←『帝国の逆襲』での皇帝の特殊メイク用アプライエンス。
(※画像をクリックすると拡大します)














←リーアム・ニーソンが使ったスタント・ライトセーバー。その後のオークションにて34,500ドルで落札。
(※画像をクリックすると拡大します)










Star Wars Fan Film Award

 アマチュア(?)・ファンが作った「SWに題材を取った短編映画やパロディ作品」の中からルーカスフィルムがオフィシャルに最優秀作品群をチョイスし、上映および受賞式を行うという、これも毎年恒例のイベント。
 入賞作のレベルの高さには毎回驚かされるが、今年はベスト・コマーシャル・パロディ賞を獲得した『Blue Milk』や、『600万ドルの男』『チャーリーズ・エンジェル』など、往年のアメリカンTVのパロディがてんこ盛りの『Pitching Lucas』(ジョージ・ルーカス・セレクツ&オーディエンス・チョイス賞)などが開場を賑わせた。
 他には、2003年の受賞以後コンスタントに続編が発表される『Pink Five』シリーズ(ハン・ソロに片思いの女性Xウイング・パイロット、ステイシーを主人公にしたコメディ)の一挙上映も特集された。これらの作品は主催のAtomFilmsのサイトで見ることができる。

AtomFilms
http://www.atomfilms.com/af/spotlight/collections/starwars/index.html

司会のスティーブ・サンスィート(左)、『Pink FIve』シリーズの主演女優エイミー・イヤハート(中央)と監督トレイ・ストークス(右 顔が……)

 ところで、イベントの冒頭では、SWファンを主人公とした新作劇場映画『FANBOYS』(アメリカでは2007年上四半期公開予定)のスニーク・プレビューが上映された。内容は「『ファントム・メナス』の公開迫る1998年、余命幾ばくもない末期ガンの友人にこの新作を一足早く見せるため、仲間たちが結集してスカイウォーカー・ランチに押し入り、フィルムを強奪しようと画策する」というもの。テイストはロード・ムービー+コメディ+パロディで、SWファンならば自虐的な楽しみ方もできよう。なお、紅一点の(?)クリスティン・ベル(黒沢清の『回路』のアメリカ版である『Pulse』にも出演)がレイアのメタル・ビキニ・コスチュームを披露。他にもレイ・パーク、キャリー・フィッシャー、ビリー・ディー・ウィリアムズの面々が客演している!


DK Publishing

 小社ともSW本で関係の深い出版社、DKパブリッシングのパネルディスカッション。今回の主題は『The Marvel Encyclopedia』や『DC Comics Encyclopedia』である。SWモノでは『Ultimate Visual Guide』や、今まで出た各Visual Dictionary(日本版は『キャラクター&クリーチャー』)に新規ページを加え一冊にまとめた『The Complete Visual Dictionaries』、『Complete Cross-sections』が取り上げられたが、わずかな言及にとどまった。



←写真は『Complete Cross-sections』の新規ページよりインペリアル・シャトルの内部図解。










Sculpting a Galaxy with Lorne Peterson

 ローン・ピーターソン著『Sculpting a Galaxy』のプロモーション。『Sculpting a Galaxy』はILMの初期創立メンバーのひとりであり、30年以上第一線で活躍を続けるモデル・メーカー、ローン・ピーターソンが綴る「SW全作品で使用されたミニチュア・モデル&プラクティカル・エフェクトの裏側」とも言うべき豪華写真本。「大量の秘蔵写真」で見せる、モデル・ファン垂涎の一冊だ。初披露となる(EP4の)ブロッケード・ランナーのクローズ・アップ・ディテール写真にはちょっと驚いた。なお、出版社のInsight Editionsからは同趣向の『Dressing a Galaxy』(トリシャ・ビガー著)が既に発売されており、この本はシリーズ第2弾といったところ。
 シリアル・ナンバー入り256ページの3000部限定版(395ドル)と224ページの通常版(50ドル)が年末発売予定。 限定版の特典の目玉はピーターソン氏自らのハンドメイドによるランドスピーダーのモデル(キャラクター&デス・スター・トレンチ付)だが、これは1978年にルーカスが来日した際、おみやげとして東宝へプレゼントしてしまった6.5インチ・サイズのミニチュアの復刻版だそうだ。




←オリジナルの行方をご存じの方はピーターソン氏か弊社にご一報を……。

 










←ローン・ピーターソン(左)と執筆を手伝っている(?)ルーカスフィルムのパブロ・ヒダルゴ(右)。









Legacy of the Force

 「フォースの遺産」と銘打ったDel Rey主催のパネル・ディスカッション。今後のスター・ウォーズ小説の出版アウトラインが明かされ、ファンとの質疑応答セッションが開かれた。パネリストは著者3名(アーロン・オールストン、トロイ・デニング、カレン・トラヴィス)とエディターのシェリー・シャピロおよびLucasBooksのエディターであるスー・ロストーニ。

以下が今回明らかになったLegacy of the Forceシリーズの出版予定:
ブック1:『Betrayal』アーロン・オールストン著(ハードカバー 発売中)
ブック2:『Bloodlines』カレン・トラヴィス著(ペーパーバック 12月6日)
ブック3:『Tempest』トロイ・デニング著(ペーパーバック 12月6日)
ブック4:『Exile』アーロン・オールストン著(ペーパーバック 2007年3月)
ブック5:『Sacrifice』カレン・トラヴィス著(ハードカバー 2007年6月)
ブック6:『Inferno』トロイ・デニング著(ペーパーバック 2007年9月)
ブック7:タイトル未定 アーロン・オールストン著(ペーパーバック 2007年11月)
ブック8:タイトル未定 カレン・トラヴィス著(ペーパーバック 2008年3月)
ブック6:タイトル未定 トロイ・デニング著(ハードカバー 2008年6月)

  また、カレン・トラヴィスによる2冊の「Republic Commando」シリーズの小説が近刊として、さらにはその3冊目が2007年夏に予定されている。

 

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