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『バットマン ビギンズ』ワールドプレミア



 2005年5月31日夜、六本木ヒルズのアリーナで『バットマン ビギンズ』のワールドプレミアが開催された。
 世界にさきがけて日本で完成作品が初公開される、文字どおりのワールドプレミアである。
 この夜のために来日した監督とプロデューサー、出演者、そして国内の著名人ゲストがレッドカーペットを練り歩き、また海外のメディアも詰めかけ、会場はアカデミー賞授賞式のような熱気に包まれた。

 アリーナで監督や出演者の舞台挨拶とレッドカーペットのお祭り騒ぎを観覧する約450〜500人の観客は、VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズでのプレミア試写を見ることはできない。そのためか、アリーナ横に設えられた巨大スクリーンには、予告編や渡辺謙の出演場面、バットモービル走行場面などいくつかの特別公開映像が流され、会場の雰囲気を盛りあげた。

 続々と到着する著名人ゲストの映像がスクリーンに映し出され、司会の赤坂泰彦がゲストの名前を派手にアナウンスする。
 驚いたのが、『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーの登場だ。『Dearフランキー』の宣伝で来日していたらしい。

ゲスト ゲスト ゲスト ゲスト ゲスト
  ゲストは入場してすぐ、ちょうどテレビカメラが陣取るあたりで、観客のサインに応じ、テレビ局や新聞のインタビューを受ける。また、今夜は観客も自由に写真を撮ることが許されているので、アリーナには「写メール」をする手が波打った。
 南果歩や相川七瀬、押切もえ、蛯原友里など女性ゲストの装いには、観客席から溜め息がもれる。
 綾戸智絵や原口あきまさなどサービス精神たっぷりに振る舞うゲスト。
 カメラの砲列の前を気恥ずかしそうに通り過ぎる熊井啓や永井豪、平田満、余貴美子。
 シークレット・ゲストの高橋克典と坂口憲二、伊原剛志など人気男優が現れると、会場の温度はさらに上昇。「謙さんを観るために来ました」と坂口憲二。やはり渡辺謙に寄せられる期待は大きい。
(写真は左から押切もえ&蛯原友里、相川七瀬、永井豪、坂口憲二、伊原剛志。敬称略)

来日メンバー
  6時30分過ぎ、いよいよクリスチャン・ベールをはじめ、来日メンバーがリムジンでせやき坂に乗りつける。『ミリオンダラー・ベイビー』の宣伝で来日して、そのまま日本に滞在していたモーガン・フリーマンは疲れた様子もなく、さっそうと登場。








来日メンバー
  そして、妻でありプロデューサーでもあるエマ・トーマスと手をつないだ監督のクリストファー・ノーランも登場。

















来日メンバー
  観客に大きく手を振る姿もすっかり板についた渡辺謙は、まさに今宵のホストといった感じで、華やかに振る舞いつつ、他の出演者や関係者一同に気遣いをみせていた。











来日メンバー
  ハリウッド大作には欠かせない顔となったリーアム・ニーソン。











来日メンバー
  美しくドレスアップしたケイティ・ホームズ。















来日メンバー
  『太陽の帝国』で名子役として注目されて以来、芸暦の長いクリスチャン・ベール。

















来日メンバー 来日メンバー 来日メンバー
 舞台挨拶の出番を待つ間も、彼らは精力的にサインや握手に応じた。

舞台挨拶 そして会場が暗くなり、プロデューサー、監督、出演者の8人が次々と舞台にあがる。
 プロデューサーのチャールズ・ローヴンとエマ・トーマスは心血注いだ作品をついに公開することができて光栄だと挨拶し、ケイティ・ホームズは日本に来ることができて嬉しいとリップサービス。

舞台挨拶 渡辺謙は、「こうして世界にさきがけて日本でプレミアが行われること、日本人の俳優として出席していることを本当に誇りに思っています。そしてこの作品に参加できたひとりの俳優としても、本当に嬉しい一日です」と目を輝かせた。

 リーアム・ニーソンが日本語で「コンバンハ。ニホンニコレテウレシイデス」と挨拶をすると、すかさずモーガン・フリーマンも日本語で「コンバンハ」と続けたが、すぐに英語で「本当はもっと話せるのですが、たぶん皆さんにはわからないと思うのでやめておきます」と言って会場を沸かせた。
 この日はモーガン・フリーマンの誕生日だったので、司会の赤坂の合図で観客全員が「ハッピー・バース・デー!」と言ってフリーマンを驚かせるという場面もあった。

 クリスチャン・ベールは、「私にも皆さんの興奮が移って、アドレナリンが出まくってます」と言葉とは裏腹に静かなトーンで挨拶し、「これは文化のアイコン、そして神話的なものを秘めた、まさに本格的なバットマンです」と、今回はまったく新しいバットマンだということを強調した。

 そして監督のクリストファー・ノーランは、「最初のプレミアをどこで行うか迷いましたが、今日、この興奮を感じ、これほどの驚きをもってこの映画を迎えてくれる場所は東京、日本以外にないと思いました」と日本の観客にサービスをして拍手を受けた。

 挨拶が済むと、スモークがたかれ、バットシグナルがアリーナの天井に交差し、パーンという大きな音と共に黒いコウモリの群れが放たれた。コウモリの正体は、エアショットで噴出された黒いテープ。

 アリーナでの華やかな祭典はこれで終わり、ノーラン監督やベールたち一行は劇場内で舞台挨拶をするために退場し、アリーナの観客も三々五々帰途についた。

 『バットマン ビギンズ』の全国公開は6月18日(丸の内ピカデリー1他)。※丸の内ピカデリーでの上映は終わりました。
 また、品川のIMAXシアターでは、横幅22メートルという大画面でこの超大作を観ることができる。映像は驚くほど鮮明で美しく、音響も素晴らしい。※IMAXシアターでは9月初めまでロングラン中(11:55と19:10の2回)。9月半ば以降の上映は未定。





写真 & テキスト : Rieko Kamiya
構成 : Takayuki Kawamoto


 

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『バットマン ビギンズ』来日記者会見
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